種別 | 論文 |
主題 | 無機質系防水材による鉄筋コンクリートの塩害抑制効果に関する実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 西村健太郎(青木建設研究所) |
連名者1 | 山口和夫(青木建設研究所) |
連名者2 | 桝田佳寛(建設省建築研究所) |
連名者3 | 安田正雪(建設省建築研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 501 |
末尾ページ | 506 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 海岸近くの鉄筋コンクリート構造物においては、外部からの塩分侵入によりコンクリート中の鉄筋が腐食する事例が数多く報告されている。本研究では、このような環境にある構造物において、乾燥収縮等の原因により既にひびわれが発生しているものについての補修工法として、コンクリート表面に無機質系防水材を塗布する方法を取り上げ、各種鉄筋コンクリート試験体について劣化促進試験を行い、その劣化抑制効果を実験的に検討した。補修に使用した防水材は、コンクリート表面に塗布することで、コンクリート中の空隙を不溶性の結晶で充填し防水効果を発揮するとされるものである。本実験は、建設省建築研究所と(株)青木建設研究所との共同研究として実施したものである。 まとめ 本実験の結果から得られたものは次の通りである。1)中性化促進を行った試験体の鉄筋の腐食量は、中性化促進を行わなかった試験体の鉄筋に較べて総じて大きかった。2)本実験で扱った、無機質系の防水材をコンクリート表面に塗布する補修工法は、ある程度の塩害抑制効果が期待できると思われる。 |
PDFファイル名 | 012-01-1085.pdf |