種別 | 論文 |
主題 | アルカリ骨材反応により損傷を受けたRCスラブの性状に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 内田裕市(岐阜大学工学部) |
連名者1 | 斉藤保則(岐阜大学大学院) |
連名者2 | 六郷恵哲(岐阜大学工学部) |
連名者3 | 小柳洽(岐阜大学工学部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 841 |
末尾ページ | 844 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに アルカリ骨材反応により損傷した鉄筋コンクリートのはり部材や柱部材については、部材表面にかなり激しい膨張ひびわれが発生しているような場合でも、耐荷力などは正常なコンクリートとほぼ同程度の値を示すという報告がされている。一方、アルカリ骨材反応によって損傷を受けた鉄筋コンクリートスラブの研究報告は少ない。そこで、本研究はアルカリ骨材反応によって損傷を受けた鉄筋コンクリートスラブの性状を明らかにすることを目的として、鉄筋比を変化させた数種類の鉄筋コンクリートスラブ供試体に対し、促進養生試験および載荷試験を行い、膨張量、ひびわれパターンおよび終局耐力などについて検討するものである。 まとめ 本実験で得られ主な結果は以下のとおりである。1)無筋スラブの場合、膨張ひびわれは供試体底面に多く生じた。鉄筋コンクリートの場合には、補強筋量が増加するにつれて、鉄筋配置側にはひびわれが生じなくなった。2)本実験の条件下ではASRを生じたスラブの剛性および耐荷性能は、ASRを生じていないものと同等もしくはそれ以上であった。 |
PDFファイル名 | 012-01-1145.pdf |