種別 | 論文 |
主題 | 離散型ひびわれモデルによる温度ひびわれの数値シミュレーション |
副題 | |
筆頭著者 | 森本博昭(岐阜大学工業短期大学部) |
連名者1 | 横井謙二(岐阜大学工学部) |
連名者2 | 小柳洽(岐阜大学工学部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 861 |
末尾ページ | 866 |
年度 | 1990 |
要旨 | まえがき 温度ひびわれ制御対策を検討する場合、予想される温度ひびわれの幅、間隔、長さ、および発生位置など(以後、これらを温度ひびわれ特性と総称する。)を推定することが必要となる。温度びびわれ特性の推定法としては、コンクリートと鉄筋の付着方程式を基礎とする方法、あるいは、Compensasion Plane法を基礎とする方法などが提案されている。これらに対して、本研究では、汎用性、適用性等を考慮して、温度ひびわれ特性を総合的に推定することができる非線形有限要素解析による温度ひびわれの数値シミュレーション手法を考え、ここでは、特にコンクリートの引張軟化特性の導入法についての基礎的検討を行う。 まとめ 本研究では、コンクリートの引張軟化特性を考慮した離散型ひびわれモデルによる温度ひびわれの解析手法について検討を行った。コンクリートの引張軟化特性をひびわれ結合要素の剛性を調整することにより表現することとし、引張軟化特性には仮想ひびわれモデル型の軟化曲線を用いた。壁構造物モデルについて解析を行った結果、本研究で提案する手法の妥当性が明らかとなった。コンクリートの引張剛性の存在は、温度ひびわれの幅と進展の抑制に寄与することが明らかとなった。 |
PDFファイル名 | 012-01-1149.pdf |