種別 | 論文 |
主題 | プレキャスト鉄筋コンクリート小梁端部の接合法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 宮内靖昌(竹中工務店) |
連名者1 | 菅野俊介(竹中工務店) |
連名者2 | 岡本晴彦(竹中工務店) |
連名者3 | 安部重孝(竹中工務店) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 2 |
先頭ページ | 203 |
末尾ページ | 208 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 本研究は、プレキャスト鉄筋コンクリート造小梁(以下、PCa小梁と略す)と鉄筋コンクリートあるいは鉄骨鉄筋コンクリート造大梁との接合部の応力伝達性状を明らかにし、合理的なPCa小梁端部の接合法を確立することを目的として行ったものである。なお、本研究の概要は、既に文献1において発表したが、その後追加実験を行ったので、ここではそれらも併せた検討結果について報告する。 結語 PCa小梁の接合部について、3シリーズの実験を行った結果、以下の結論が得られた。(1)今回提案した接合法を用いたPCa小梁は、大梁との接合部が構造上の弱点とはならない。(2)接合部のせん断強度には、結合鉄筋の総断面積(As)と降伏応力度(σy)の積(As・σy)が影響し、3種類の結合鉄筋の形状による差異はない。(3)接合面にエキスパンドメタルを用いたPCa小梁接合部のせん断強度は次式により推定することができる。(下限式)τu=17.6+0.28(As・σy/BD+σo)(kg/cm2)ここで、τu:接合部のせん断強度As;結合鉄筋の総断面積、σy;結合鉄筋の降伏応力度、σo;接合面に作用する軸応力度なお、PCa小梁においては、接合面に作用する力のつりあいにより、σo=0と考えられる。 |
PDFファイル名 | 012-01-2032.pdf |