| 種別 | 論文 |
| 主題 | ハーフ・プレキャスト梁端部のすベリ抵抗について |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 平原健一（武蔵工業大学） |
| 連名者1 | 望月重（武蔵工業大学） |
| 連名者2 | |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 12 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 233 |
| 末尾ページ | 238 |
| 年度 | 1990 |
| 要旨 | はじめに 近年の建設現場での作業効率の向上は急務であり様々な工夫がなされているが、なかでも場所打ちとプレキャストとの合成であるハーフ・プレキャスト梁(以下、HPCa梁と略す)が用いられる様になってきた。本研究はこのHPCa梁と場所打ち柱との接合部に着目し、曲げせん断のかかる梁・柱接合面のすべり抵抗について検討することを目的とした。接合面のすべり低抗への影響因子として(1)梁全断面積に対するプレキャスト部断面積の割合(以下、プレキャスト率と略す)、(2)梁の引張鉄筋比(pt)、(3)プレキャスト部と場所打ち柱との接合面仕上げ(粗滑度)、(4)梁のシャースパン比(M/Qd)を考え、実験結果に基づき各因子の影響度について検討した。 結論 今回は、HPCa梁のすべり抵抗を確認する事を目的とし、すべりを誘発させるために実際の梁に比べて主筋量を少なくして実験を行った。本実験の範囲内で得られた結果は以下のように要約される。(1)場所打ち梁及びHPCa梁のすべり発生荷重は曲げひび割れ発生荷重となり、PCa梁のすべり発生荷重はこれらの梁の約66%程度である。(2)接合部のすべり耐力は梁の曲げ耐力とほぼ等しくなる。(3)すべりのスケルトンカーブはTri-Linear型でモチル化でき、すべり発生荷重、すべり耐力、及びすべり抵抗係数により定義できる。 |
| PDFファイル名 | 012-01-2037.pdf |