種別 | 報告 |
主題 | 塩分を含むコンクリートPC板内の鉄筋腐食に及ぼす蒸気養生の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 成田一徳(清水建設技術研究所) |
連名者1 | 森永繁(清水建設技術研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 447 |
末尾ページ | 452 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 塩分を含むコンクリート中の鉄筋が温度をうける場合の腐食に関しては、乾湿促進法やオートクレーブ繰り返し法等があり、腐食が進むと言われている。一方若材令に温度を受ける塩分を含むPC板を蒸気養生した場合の鉄筋腐食への影響に関しては検討が少ないと考えられる。このため蒸気養生の鉄筋腐食への影響を明らかにすること、また防食対策を見出すことを目的として実験的に検討した。ここでは材令2ヵ月から8年(最終材令とした)までの4材令の調査のうち8年の結果を中心に報告する。 まとめ 塩分を含むコンクリート中の鉄筋腐食への蒸気養生の影響を明らかにするため、鉄筋を埋めた試験体を製作し、材令8年までの暴露実験により検討を行った。この結果、蒸気養生と普通養生との違いによる鉄筋腐食の有意差は認められなかった。鉄筋腐食に最も影響するのは、鉄筋位置で、上端筋の下面が腐食しやすい。また塩分量が大きい程、かぶり厚さが小さい程腐食しやすくなる傾向であった。 |
PDFファイル名 | 012-02-1076.pdf |