種別 | 報告 |
主題 | ECL工法に使用する繊維補強コンクリートの基礎的実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 横田季彦(日本国土開発) |
連名者1 | 竹下治之(日本国土開発) |
連名者2 | 池田真(日本国土開発) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1233 |
末尾ページ | 1238 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 近年、シールドトンネル工事において、工期の短縮、経済性の向上およびテールボイドに起因する地盤沈下の防止などの観点から、セグメントを用いず、現場で直接コンクリートを打設する直打ちシールド(以下、ECLと略記)工法が脚光をあびている。本報告では、このECL工法の覆工コンクリートに適用する繊維補強コンクリートを選定することを目的として、種々の材質および寸法・形状を有する各種の繊維を用いて行った繊維補強コンクリートの基礎的特性実験の結果と、このうちの一種類の繊維補強コンクリートを用いて行ったポンプ圧送時の繊維の配向性について述べる。 まとめ ECL工法の覆工コンクリートに繊維補強コンクリートを適用することを目的として、基礎的特性試験を行った結果、施工性、経済性、強度、靱性、発錆などの点から、ステンレス製のドッグボーン形状の繊維が適していることが分かった。また、繊維補強コンクリートをポンプ圧送した場合、配管内では圧送方向に卓越した配向となるが、覆工型枠内部でランダム配向状熊となることが分かった、しかし、繊維の配向性については、繊維の形状・寸法や最大骨材寸法なども影響を及ぼすと考えられるため、今後は、これらについて引き続き検討を行いたい。 |
PDFファイル名 | 012-02-1215.pdf |