種別 | 報告 |
主題 | 高強度せん断補強筋を用いたRC梁のせん断性状に関する実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 松崎育弘(東京理科大学) |
連名者1 | 中野克彦(東京理科大学) |
連名者2 | 磯雅人(東京理科大学大学院) |
連名者3 | 渡辺英義(東京理科大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 2 |
先頭ページ | 325 |
末尾ページ | 328 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 近年、高強度でかつ高品質の材料を用いた新しい鉄筋コンクリート造建築物(New RC)の開発が行われている。特に、RC造による高層建物や大空間の構造物などにより、高強度コンクリートの需要は、今後さらに増加する傾向にあり、その特性を有効に活用するために、鉄筋の高強度化が進められている。しかし、高強度の材料を用いた場合のRC部材の力学的性状は、基礎的なデータが十分でなく不明な点が多い。そこで本研究では、電炉により作製された高強度鉄筋UHY(σy=7000kgf/cm2)をせん断補強筋に用いたRC梁についてせん断実験を行い、コンクリート強度とせん断補強筋の補強効果との関係、せん断終局耐力、破壊性状及び変形性状などについて検討を行うことを目的として研究を進めてきた。ここでは、その一部を報告する。 まとめ (1)コンクリート強度を高めると、高強度鉄筋のもつ高い降伏強度を有効に利用できることが確認できた。(2)せん断補強筋量の増加にともないせん断終局耐力は上昇する傾向にあり、せん断引張破壊からせん断圧縮破壊に破壊モードが移行すると、上昇の割合は変化する傾向が認められた。 |
PDFファイル名 | 012-02-2053.pdf |