種別 | 論文 |
主題 | 各種セメントを用いた高強度軽量コンクリートの諸特性に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 椎葉大和(福岡大学) |
連名者1 | 本田悟 (福岡大学) |
連名者2 | 荒木恵(福岡大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 1 |
先頭ページ | 33 |
末尾ページ | 38 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 近年の土地の高度有効利用による住宅確保の一手投として、居住性やコスト面から有効とされている30階程度の超高層鉄筋コンクリート集合住宅の存在が最近クローズアップされている。その際に、材料的側面からコンクリートの高強度化及び軽量化が重要な課題と考えられる。従って、本研究は設計基準強度420~480kgf/cm2程度の高強度コンクリートの製造を目標として、各種のセメント及び軽量化と資源の有効利用のために石炭火力により副生されたフライアッシュ製の軽量粗骨材などを用いて高強度軽量コンクリートの基礎的諸特性について比較検討を行ったものである。 まとめ 本研究の結果を要約すると次の通りである。(1)高強度軽量コンクリート用粗骨材としてフライアッシュ製の人工軽量粗骨材は十分使用可能である。(2)水セメント比25%ではセメントの種類に関係なくブリージングは生じない。また、軽骨の場合は含有水分の影響によりブリージング率の増加が認められる。(3)流動化剤添加によりスランプ低下の回復があり、特に軽骨の場合は回復後の撹拌継続に伴う経時的なスランプ低下が砕石の場合に比べて少ない。(4)500kgf/cm2程度の圧縮強度の確保は軽量コンクリートでも可能である。また、軽骨の場合は含有水分の影響により、特に軽骨Aの場合は気中養生での圧縮強度は水中養生の場合より高く、軽骨Aの場合(水セメント比25%-材令91日-高炉B)は680kgf/cm2の強度が得られている。 |
PDFファイル名 | 013-01-1002.pdf |