種別 | 論文 |
主題 | 混和剤としての高吸水性樹脂の基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 竹内光(三井建設) |
連名者1 | 岡本直(三井建設) |
連名者2 | 出村克宣(日本大学) |
連名者3 | 大濱嘉彦(日本大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 1 |
先頭ページ | 73 |
末尾ページ | 76 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 自重の1000倍程度までの吸水力を有する高吸水性樹脂(以下、樹脂という)が開発されてきているが、昨今、衛生材分野の用途ばかりでなく、農業分野、医薬分野等での用途が開発され、今後の成長が期待されるところである。著者らは、建設とりわけコンクリート分野での用途を探るために、膨潤後も球形を成し100倍程度の吸水性を有する樹脂に着目し、コンクリート用混和剤としての可能性を調査するべく基礎研究に着手した。本稿は、使用する樹脂の基本特性とセメント並びに他の混和剤溶液中での挙動観察結果をまとめたものである。更に、コンクリートに混和した時の事例についても併せて紹介する。 まとめ 高吸水性樹脂のコンクリート用混和剤としての基礎研究を行ったが、その放水作用は、コンクリート製造時に使用される化学混和剤の種類や練り混ぜ方法によって大きく影響される事が明かとなった。従って、コンクリート用混和剤として高吸水性樹脂を使用するに当たっては、その放水作用を管理することが重要であると推察する。 |
PDFファイル名 | 013-01-1009.pdf |