種別 | 論文 |
主題 | 高流度コンクリートのワーカービリチー評価試験方法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 佐原晴也(日本国土開発) |
連名者1 | 横田季彦(日本国土開発) |
連名者2 | 庄司芳之(日本国土開発) |
連名者3 | 竹下治之(日本国土開発) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 1 |
先頭ページ | 137 |
末尾ページ | 142 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 筆者らは、増粘剤と高性能減水剤を用いて締固め不要な程度まで高流動化したコンクリート(以下、SFコンクリートと略称する)についていくつかの実験を行い、その有用性を確認している。しかし、SFコンクリートのワーカビリチーは、従来の試験方法のみでは評価しにくく、合理的な配合設計を行うためには、適切なワーカビリチー評価試験方法の確立が急がれる。そこで今回は、増粘剤量、スランプフローおよび粗骨材の種類が異なるSFコンクリートのフレッシュ状態の性状を試案の試験方法で測定し、SFコンクリートのワーカビリチーを評価する手法を検討した。また、これらの試験結果と実際の構造物における充填性の関連について、璧部材を想定した大型試験体を用いて検討した。 まとめ 本研究の結果をまとめると以下のようになる。(1)SFコンクリートの流動性は、L字管試験やボックス試験におけるコンクリートの流動時間で、また、増粘剤量の多少による材料分離抵抗性の違いは、スクリーニング試験のメッシュの通過量で評価ができると考える。(2)L字管試験結果あるいはボックス試験結果とスクリーニング試験結果を組み合わせて評価すれば、SFコンクリートの配合設計が合理的にできる可能性がある。(3)一般の建築物へのSFコンクリートの充填性についても、L字管試験、ボックス試験、スクリーニング試験の結果から、十分に把握することが可能である。 |
PDFファイル名 | 013-01-1020.pdf |