種別 | 論文 |
主題 | コンファインド高強度コンクートの有効側圧と応力―ひずみ関係 |
副題 | |
筆頭著者 | 畑中重光(三重大学) |
連名者1 | 三重大学(東急建設) |
連名者2 | 近藤洋右(三重大学大学院) |
連名者3 | 谷川恭雄(名古屋大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 37 |
末尾ページ | 42 |
年度 | 1991 |
要旨 | まえがき 別報で3軸圧縮下の普通・高強度コンクリートの応力−ひずみモデルを提案した。本研究では、円形および角形のフープ筋で拘束した普通・高強度コンクリートが圧縮破壊していく過程で内部に発生する側圧を定量的に評価する。そのため、まず、コンファインドコンクリートの1軸圧縮下の塑性変形挙動を実験的に調べ、提案モデルを用いてフープ筋による有効側圧(等価側圧)を求める。次に、得られた等価側圧に基づき、帯筋のピッチおよび形状の相違が、拘束力の有効率に及ぼす影響を定量的に評価する。 まとめ 1)高さ−直径比(H/D)の異なる3軸圧縮下のコンクリート供試体の破壊領域長さ(Lp)の推定式を側圧の関数として提案した。これを仮想破壊域モデルに適用することにより、H/Dの異なるコンクリート供試体のσ1−ε1曲線を推定できる。2)帯筋ピッチに関する等価側圧の低減係数(β)は、ひずみレベルに拘らず、式(2)で表されることを示した。3)角形断面のコンクリート供試体にかかる有効側圧は、ひずみレベルに拘らず、円形断面の場合のおよそ0.3〜0.5倍となることを示した。なお、本研究で取り扱った供試体は断面寸法が10×10cmおよびφ10cmのものであり、本研究結果を実部材に適用するには、部材寸法の影響について考慮する必要がある。この点については今後、引き続き検討する予定である。 |
PDFファイル名 | 013-01-2003.pdf |