種別 | 論文 |
主題 | 周辺補剛梁を有するスラブにおけるせん断耐力に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 菅原学(JR東日本) |
連名者1 | 石橋忠良(JR東日本) |
連名者2 | 斎藤啓一(JR東日本) |
連名者3 | 増子隆行(JR東日本) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 215 |
末尾ページ | 220 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 集中荷重を受ける鉄筋コンクリートスラブに関しては、今までにも多くの実験及び研究がなされており耐力算定式等も数多く提案されている。しかし、鉄筋コンクリートスラブにおけるせん断破壊機構には、材料の特性・スラブ形状・支承条件・荷重条件等が関係すると考えられ非常に複雑でありいまだ解明されていない点も多く有る。今回、周辺補剛梁を有する鉄筋コンクリートスラブに載荷面積及び載荷位置等を変化させた等分布荷重を載荷したせん断試験を行ったので以下に報告する。 まとめ 周辺補剛梁を有するスラブに部分等分布荷重を載荷した実験により以下の事がわかった。l)集中荷重を載荷した実験により求められた各種のせん断耐力算定式をそのまま分布荷重が載荷する場合に適用するとかなり安全側の値を与える事となる。2)偏心載荷の場合にはスラブ中心部に載荷した場合より耐力が増加する傾向が見られた。3)鉄筋の配置が単鉄筋の場合のほうが複鉄筋の場合より耐力が増加した。4)ひびわれは、スラブ下面の載荷中央部に最初に発生する。その後、スラブ下面では放射状にひびわれは発達する。一方スラブ上面においては、載荷部分を囲むようなかたちで一重の円形もしくは楕円形に発達する。5)補剛梁と載荷縁が離れている場合は、破壊面がスラブ上面となす角度は約20°〜35°であり、載荷部分近傍になるほど角度がきつくなる傾向があった。 |
PDFファイル名 | 013-01-2033.pdf |