種別 | 論文 |
主題 | 縮小試験体を用いたRC有孔ばりのせん断耐力に関する基礎研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 中野清司(東京電機大学) |
連名者1 | 立花正彦(東京電機大学) |
連名者2 | 望月満伸(東京電機大学大学院) |
連名者3 | 門脇広幸(東京電機大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 299 |
末尾ページ | 302 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート(以下RCと略称)梁の終局せん断耐力について、解析的研究が進み、アーチ機構とトラス機構によるせん断力の伝達が考えられ、設計式にも取り入れられつつある。RC有孔梁の終局せん断耐力についても同様に解析的検討が行われ、せん断補強筋によるトラス機構のみによって表されることが報告されている。しかし、孔が存在した場合でも孔径の大きさによってはアーチ機構的な応力伝達も考えられ、これを考慮する方がより合理的な設計が可能となる。本研究では、有孔梁のアーチ機構をモデル化して比較的簡単に作成できる縮小試験体によりアーチ機構の耐力に孔径が及ぼす影響を実験的に検討し、更にこの結果を用いてRC有孔梁の終局せん断耐力をアーチ機構とトラス機構で推定し、既往の縮小試験体の実験資料と比較検討したものである。 まとめ RC有孔梁の終局せん断耐力について、アーチ機構に着目した縮小試験体により実験的に検討した結果、孔径比H/D<1/2であればアーチ機構が存在し、一つの推定方法を示した。 |
PDFファイル名 | 013-01-2048.pdf |