種別 | 論文 |
主題 | 高強度コンクリートを用いた鉄筋コンクリート柱・はり外部接合部のせん断抵抗性状に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 角徹三(豊橋技術科学大学) |
連名者1 | 浅草肇(豊橋技術科学大学) |
連名者2 | 鳥羽寛(豊橋技術科学大学大学院) |
連名者3 | 持留秀和(豊橋技術科学大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 469 |
末尾ページ | 474 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 本研究は、高強度コンクリート(σB=600kgf/cm2レベル)を使用したRC柱・はり外部接合部のせん断抵抗性状をより明確にするための基礎資料を得ることを目的として行われた、4試験体の実験結果の考察である。接合部のせん断抵抗に影響する諸要因のうち、本論文では、載荷履歴(一方向単調載荷と正負繰返し載荷の相互比較)と接合部内帯筋の有無及び帯筋の降伏点の相違に注目することとした。 結論 本実験の主要な成果として、以下のことが結論できる。1)接合部内のはり側の柱主筋の応力は、接合部コアが健全であるほど、その応力が引張側に大きくなる。曲げ解析による計算値との比較は今後の課題である。2)載荷履歴の相違(単調載荷、繰返し載荷)はθ=0.03以降に生じ、繰返し載荷を受けると耐力が低下し、接合部のせん断変形角が大きくなり、はり主筋の抜け出し量も増加する。3)帯筋降伏点の相違はθ=0.02以後に生じ、降伏点が低くなると耐力が低下し、接合部のせん断変形角が大きくなる。 |
PDFファイル名 | 013-01-2077.pdf |