種別 | 論文 |
主題 | SRC造およびRC造柱・梁接合部に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 角彰(竹中工務店) |
連名者1 | 益尾潔(日本建築総合試験所) |
連名者2 | 瀬川輝夫(竹中工務店) |
連名者3 | 久徳敏治(竹中工務店) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 531 |
末尾ページ | 536 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 筆者らは高強度せん断補強筋(80kg/mm2)を使用したRC造柱、梁部材の変形能力に関する実験を続けてきたが、本論文では柱・梁接合部に高強度せん断補強筋を使用した実験について報告する。接合部のせん断設計には補強筋の効果を評価する考え方とコンクリートのみに期待する考え方に大きく分かれる。本論文では高層RC建物の内柱・梁接合部をモデル化した十字型試験体においてパネルのせん断力を同一にし、「終局強度型耐震設計指針」に基づいて普通鉄筋でせん断補強したものと、せん断補強筋の効果を評価する上村式に基づいて高強度鉄筋にて補強したRC造試験体各一体、およびRC造とSRC造の特性の違いを比較することを意図して、同一の梁曲げ耐力を有するSRC造試験体一体の強度、変形特性を検討した。 まとめ RC試験体の最大強度はせん断補強筋を無視した終局強度指針にほぼ近い値を示した。高強度鉄筋を使用したNO.3は変形性能において普通鉄筋試験体NO.2に比べ若干優れていた。鉄骨及びせん断補強筋のせん断力の分担はSRC規準式により概ね評価できる。但しNO.3は鉄筋が降伏しなかったため鉄筋の負担は小さかった。SRC試験体は接合部の降伏が生じたが優れた変形性能を示した。 |
PDFファイル名 | 013-01-2088.pdf |