種別 | 論文 |
主題 | SRC内部柱梁接合部のせん断抵抗性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 城攻(北海道大学) |
連名者1 | 後藤康明(北海道大学) |
連名者2 | 柴田拓二(北海道大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 537 |
末尾ページ | 542 |
年度 | 1991 |
要旨 | 序 近年、建築物の高層化に伴ってコンクリート強度が高まると供に、階高を低めるために従来より梁成を小さくする傾向がある。本研究では、鉄骨鉄筋コンクリート造内部柱梁接合部のせん断耐力に及ぼす梁柱成比(柱成に対する梁成の比)、及び高強度コンクリートを含むコンクリート強度の影響を明確にすることを目的として、それらを変数とした十字形SRC内部柱梁接合部模型試験体のせん断破壊実験を行った。また、接合部内での鉄骨と鉄筋コンクリートの耐力の分担割合を把握するために、SRC試験体の内部鉄骨と同形の純鉄骨試験体についても加力実験を行ったのでそれらの結果を報告する。 結論 柱成に対する梁成の比を変化させてSRC内部柱梁接合部のせん断実験を行った結果、接合部の形状に大きく影響され、接合部剛性や接合部せん断耐力の評価に関しても梁柱成比を考慮する必要があることが分かった。本報告では、便宜的に梁柱成比のベキ乗の形で既往の計算値を補正する回帰式を示したが、今後は内部鉄骨の枠効果や、RC部分の圧縮ストラットの形成に伴う応力伝達機構を明らかにして、これに基づく梁柱成比の影響を考慮した耐力式等を導く必要がある。 |
PDFファイル名 | 013-01-2089.pdf |