種別 | 論文 |
主題 | 断面性能を考慮した鉄筋コンクリート柱の履歴復元力特性の定量化について |
副題 | |
筆頭著者 | 池田尚治(横浜国立大学) |
連名者1 | 山口隆裕(横浜国立大学) |
連名者2 | 鵜澤哲史(大成建設) |
連名者3 | 林秀彦(横浜国立大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 601 |
末尾ページ | 606 |
年度 | 1991 |
要旨 | 緒言 土木の分野でも、近年、鉄筋コンクリート(以下、RCと記す)構造物を対象として復元力特性を求める研究が、実験、又は解析面から数多く行われている。しかしながら、RC構造物の変形性能の要因は多種にわたり、また、それぞれの解析における仮定も複雑でかつ異なっており、これらの研究成果を関連づけて復元力特性を定量化するまでには至っていない。本研究は、材料の非線形特性を既知として簡便な計算のみによって、断面性能に基づくRC柱部材の復元力特性の定量化を行うとともに、それを用いて解析した応答変位と挙動的載荷実験より得られた応答変位と比較検討し、定量化の手法の妥当性を検証しようとするものである。 結論 せん断補強鉄筋量の十分な柱を対象とした、本研究の実験および解析より得られた結論をまとめると次の通りである。1)提案した柱のモデル化の手法を用いることにより、断面性能の異なるRC柱の変形挙動の解析を簡便に行うことができた。また、その結果は実験値とよく対応した。2)断面性能に基づくRC柱の履歴復元力特性の定量化を、材料の非線形特性を既知として計算のみによって行うことができた。 |
PDFファイル名 | 013-01-2100.pdf |