種別 | 論文 |
主題 | PCポールの曲げ剛性の改善 |
副題 | |
筆頭著者 | 六郷恵哲(岐阜大学) |
連名者1 | 内田裕市(岐阜大学) |
連名者2 | 小柳洽(岐阜大学) |
連名者3 | 縄田初夫(東海コンクリート工業) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 707 |
末尾ページ | 712 |
年度 | 1991 |
要旨 | まえがき PCポールは送配電線路、電車線路、交通信号などに広く用いられている。近年、支持物の変化や大型化にともなって、より剛性の大きい高性能なPCポールが必要とされている。また、電線路の地中化にあたっては、地上電線路との接続部分でPCポールには片方のみから張力が作用するため、通常のものよりも大きな剛性が要求される。本論文では、PCポールに要求される性能について検討するとともに、たわみの少ないPCポールを開発することを目的とし、各種の補強方法による曲げ剛性の改善効果について実験的に検討した結果について述べる。 あとがき 送配電線用のPCポールに必要な性能として、強度が大きいことの他に剛性が大きいことが重要であることを指摘した。軸筋量、プレストレス量、補強材の種類等の条件を変えて供試体を作製し載荷試験を行った結果、耐力と剛性がともに大きいPCポールを作製するには、従来のものよりもPC鋼材量を増やしプレストレス量を増加させることが特に有効であった。エキスパンドメタルやパンチングメタルによる補強も初期剛性やひびわれ発生後の剛性の改善に効果があった。本研究を行うにあたり、鈴村直希氏、稲熊唯史氏(東海コンクリート工業(株))ならびに高柳伸浩氏(岐阜大学土木工学科4年生)の協力を得たことを記し、謝意を表す。 |
PDFファイル名 | 013-01-2119.pdf |