種別 論文
主題 CFRP緊張材の定着法とその長期および疲労特性
副題
筆頭著者 原田哲夫(長崎大学)
連名者1 出光陸(九州工業大学)
連名者2 ミョーキン(鹿児島大学)
連名者3 渡辺明(九州工業大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 759
末尾ページ 764
年度 1991
要旨 まえがき
ハイテク繊維を用いたFRPロッドおよびストランドをPC緊張材として利用する場合、最も重要な点は定着方法をどのようにするかである。これまで、PC鋼材と同様の定着が困難なため、種々の工夫を施したいくつかの定着方法が開発されてきているが、定着効率、現場施工性、コスト面のすべてに満足のいく方法はほとんどないように思われる。そこで、筆者らは静的破砕剤の高膨張圧、しかも膨張圧は液圧的に作用するという特性を利用した、より確実で、簡便なFRP緊張材の定着方法を開発し、その基礎的な研究を行っている。本論では、本定着法をアンボンドポストテンション工法、外ケーブル工法の定着法として用いることを目的とし、その場合に解決しておかなければならない問題点として、長期の安定性、疲労特性の2項目について検討を行った。今回は、緊張材にCFRPストランド(φ12.5)を、定着には従来からの静的破砕剤と新たに開発された定着用膨張材を使用した。定着用膨張材とは、従来の静的破砕剤をもとに、充填性および膨張圧の発現時間を定着用に改良されたものである。
まとめ
(1)CFRPストランドを緊張した状態で、定着用膨張材を充填して定着する方法(II法)では、長期における緊張力の低下はわずかであり、また現場施工性の点でも優れている。(2)長期における緊張力の低下は、定着部からのCFRPストランドの抜け出し量(口元変位)と密接に関係しており、口元変位がわかれば、緊張力の低下の定量的な推定が可能である。(3)実際の現場施工では長尺で使用されることになるので、長期の緊張力の低下は、無視できる程度に小さくなる。(4)CFRPストランドの疲労限内で、定着部に最も負担のかかる引張疲労試験を実施した結果、5体の供試体すべて、200万回まで健全であった。そのうちの1体は、定着部を過酷な環境下においた後の疲労試験で、500万回後でも定着部に異常はみられなかった。
PDFファイル名 013-01-2128.pdf


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