| 種別 | 論文 |
| 主題 | 震害補修されたRC橋脚の動的復元力特性に及ぼす再来地震波の影響 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 秋林鎬（徳島大学大学院） |
| 連名者1 | 島弘（徳島大学） |
| 連名者2 | 水口裕之（徳島大学） |
| 連名者3 | 横井克則（徳島大学） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 13 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 873 |
| 末尾ページ | 876 |
| 年度 | 1991 |
| 要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート橋脚(以下RC橋脚と呼ぶ)が、地震によって損傷を受けた場合、交通途絶等による影響は測り知れないばかりか、震災後における復旧物資運搬の要請からも早期に復旧することが必要となる。また、再建設することに比べて時間的・経済的にも有利な点から、軽微な損傷に対しては補修が行なわれる。道路震災対策便覧では、RC橋脚の被災の程度に応じたエポキシ樹脂による補修・補強方法を示している。エポキシ樹脂補修後のRC橋脚の再来地震に対する変形性能に関する研究は、これまでにいくつかなされており、補修後の再来地震に対する応答は、El-Centro波を用いた実験では、一次地震による損傷度によって異なるが、増幅波を用いた実験では、補修前後での復元力特性に差異がないとされている。そこで本研究では、一次地震による損傷度と補修後のRC橋脚の復元力特性との関係には、再来地震波形が影響を与えると考え、エポキシ補修後の曲げ破壊型RC橋脚モデルに波形の異なる再来地震を入力し、再来地震波形と補修後の復元力特性との関係を調べた。一次地震の損傷度は曲げひび割れ貫入、せん断ひび割れ発生、かぶりコンクリート剥離の3種類に変えた。載荷方法は振動台を用いた動的載荷とし、入力波形は増幅波を基本として変化させたものを用いた。 まとめ 補修後のRC橋脚の復元力特性は、再来地震の波形によって異なることが分かった。また、補修後のRC橋脚モデルの復元力特性は、二次地震での初期変位δpが大きくなるほど劣化する傾向を示した。 |
| PDFファイル名 | 013-01-2148.pdf |