種別 論文
主題 充填モルタル接合部内のスパイラルフープの効果に関する実験的研究
副題
筆頭著者 山本泰稔(芝浦工業大学)
連名者1 上之園隆志(建設省)
連名者2 秋山友昭(東京ソイルリサーチ)
連名者3 今井清史(産機興業)
連名者4  
連名者5  
キーワード
13
2
先頭ページ 941
末尾ページ 944
年度 1991
要旨 はじめに
耐震性の劣る鉄筋コンクリート(以下、RCと略称する)造建物があるとき、鉄骨系のブレースやパネルを用いて、強度と靭性の両方に抵抗できる耐震補強を行う場合が増えてきた。既存RC造部分と増設鉄骨部分とが充填モルタルを圧入して接合されるとき、間接接合部と呼ばれる。モルタル中では、既存RC造部分に埋め込まれたあと施工アンカーと、増設鉄骨枠に溶接された頭付きスタッドとが、スパイラル筋で一体化される場合が多い。その場合、スパイラル筋はモルタルのひび割れ拡大を防止する目的で配筋されるが、その効果については不明な点が多い。今回、D22の樹脂アンカーの性能に関する直接せん断実験を行う機会を得たので、間接接合部における充填モルタル中のスパイラル筋の量を変量にとりその効果についても検討した。
結論
スパイラル筋が全く配筋されない試験体の場合、せん断耐力は低く、滑りに対し靭性のないことが分かった。今回の実験で、スパイラル筋はps・σy、が40%程度配筋されていれば、補強接合部におけるモルタルのせん断破壊は防げそうであるという結論に達した。
PDFファイル名 013-01-2160.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る