種別 | 報告 |
主題 | ラジオアイソトープ水分計によるフレッシュコンクリートの単位水量の早期迅速試験法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 増田隆(日本道路公団) |
連名者1 | 藤岡正男(日本道路公団) |
連名者2 | 水野津与志(日本道路公団) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 1 |
先頭ページ | 143 |
末尾ページ | 148 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに コンクリートの品質管理において、打込み前のフレッシュコンクリートの段階で強度、耐久性、水密性およびワーカビリチーに大きな影響を及ぼす単位水量を短時間に精度よく測定することは重要である。これまで、各種の単位水量の試験方法が提案されているが、実用上の問題点がまだ多いと思われる。そこで、日本道路公団では、ラジオアイソトープ(放射怯同位元素、以下「RI」という)を用いたラジオアイソトープ水分計(中性子水分計、以下「RI水分計」という)によるフレッシュコンクリートの単位水量の早期迅速試験法の開発を進めている。本報告は、実際のコンクリート打設現場において実施した試験結果から、RI水分計の現場への適用性について検討したものである。 まとめ 本試験の結果をまとめると、以下のとおりである。1)JIS A 5202に準拠した骨材の強熱減量試験による強熱減量の代わりに、RI水分計で推定したコンクリート中の強熱減量を使用して、RI水分計により単位水量の測定が可能である。2)骨材の比重・吸水率の変動がRI水分計の測定精度に与える影響は大きいため、骨材の比重・吸水率の変動が大きい場合には、今回の現場試験では、測定日に骨材の比責・吸水率試験を実施したが、測定日の前日に骨材の比重・吸水率試験を行うことにより測定精度が向上できると考えられる。今後、さらに現場試験を行いデータを蓄積しRI水分計の実用化を進めてゆく予定である。 |
PDFファイル名 | 013-02-1021.pdf |