種別 報告
主題 二成分系のハイパフォーマンスコンクリートの実物大模型による施工性の検討
副題
筆頭著者 三浦信一(前田建設工業)
連名者1 牧野英久(前田建設工業)
連名者2 小野義徳(小野田セメント)
連名者3 小沢一雅(東京大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 869
末尾ページ 874
年度 1991
要旨 はじめに
近年の建築物は高層化、大型化が進み、鉄筋は太径でかつ過密配筋となり、鉄骨の形状も複雑化している。これらの部材は、締め固めが行いにくく、充填性の高いコンクリートが求められており、種々の提案がなされている。そこで筆者らは、東京大学の岡村研究室において考案・開発された、ハイパフォーマンスコンクリート(以下、「HPC」)のレデーミクストコンクリート工場での生産性向上を考慮し、普通ポルトランドセメントと高炉スラグの二成分系を採用した。この二成分系のHPCの施工性を検討するために、柱、梁、スラブからなる実物大模型を用い打設実験を行い、打設したコンクリートの品質も確認した。本報は、その施工性実験について報告するものである。
まとめ
スランプフローが50〜60cmである高流動コンクリートである二成分系のハイパフォーマンスコンクリートを用いて実物大模型の試験体により打設実験を行った。このコンクリートは、締固めを行わなくても型枠の隅々まで均質に充填されることを目標の1つとして開発されたものだが、打設実験において充分な流動性と充填性が、硬化コンクリートの確認によって充填性、均質性、健全性が確認された。今後はSRCへの適用、さらに既往の合理化施工技術との適合性を検討し、施工技術を確立するとともに実構造物への適用へと発展させたいと考工ている。
PDFファイル名 013-02-1151.pdf


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