種別 | 報告 |
主題 | プレキャストコンクリート柱と鉄骨梁で構成される混合構造工法に関する研究開発 |
副題 | |
筆頭著者 | 佐々木仁(フジタ) |
連名者1 | 三瓶昭彦(フジタ) |
連名者2 | 吉野次彦(フジタ) |
連名者3 | 松戸正士(フジタ) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 679 |
末尾ページ | 684 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート(RC)柱と鉄骨(S)梁で構成される混合構造形式において、柱をプレキャスト化した工法の開発を行っている。このような構造形式における十字形架構では、梁フランジのてこ作用に基づくコンクリートの支圧破壊が起こる。しかし、柱頭、柱脚の外周をスラブ厚さ程度の幅の鉄骨(鋼製)バンドプレートで拘束することにより、先の支圧破壊を防ぎ部材の耐力を十分に発揮させ、履歴性状を向上させることができる。本報告は、バンドプレートの効果を更に明瞭にすることを目的に、バンドプレートの厚さがト字形および十字形架構の力学的性状に及ぼす影響を実験的に検討したものである。 まとめ 以上、本実験の検討より、次の結果を得た。1)バンドプレートは、その剛性が高いほど、エネルギー吸収能力の大きい履歴性状へ向上する。2)柱材端部をバンドプレートとで拘束することは、てこ作用に基づくコンクリートの支圧強度を増大させる。3)柱端部をバンドプレートで拘束することは、柱SRCと同等の履歴性状を示す。4)接合部パネルが完全剛に近いと、架構の変形性能が劣る場合がある。 |
PDFファイル名 | 013-02-2114.pdf |