種別 | 報告 |
主題 | 長繊維補強材を用いたRC梁の曲げ性状に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 松崎育弘(東京理科大学) |
連名者1 | 中野克彦(東京理科大学) |
連名者2 | 河合幹太(東京理科大学大学院) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 13 |
号 | 2 |
先頭ページ | 807 |
末尾ページ | 810 |
年度 | 1991 |
要旨 | はじめに 新素材(アラミド繊維や炭素繊維、ガラス繊維)をマトリックス材である樹脂で硬化せしめた長繊維補強材を鉄筋の代替材として、コンクリート系構造に利用して行く際の構造性能評価手法をまとめるための一連の研究が進められている。本研究は、長繊維補強材を梁部材の主筋に使用した場合の曲げ性状の把握と、その評価方法を明らかにすることを目的としている。ここでは特に部材実験を行い、その結果より従来の鉄筋コンクリート構造に用いる手法の適用性について検討することにした。 まとめ 1)新素材を用いた梁部材として比較的主筋量の多い試験体においても既往の計算手法により設計可能である。2)降伏という性状にを持たない新素材を主筋に用いた場合においてコンクリート圧壊により梁部材としてのじん性能を持たせることが可能である。3)本実験における主筋に新素材を用いた梁部材において、補強係数としてPt・sσu/cσBを用いることで、コンクリート圧壊先行型、主筋破断先行型の破壊モードを設計でき、その境界値は0.14となった。4)本実験における主筋に新素材を用いた梁部材において、曲げ初ひび割れ後の剛性を(1)式K=0.00481・Pt・Eで表すことが出来た。 |
PDFファイル名 | 013-02-2136.pdf |