種別 委員会報告
主題 「鉄筋コンクリート構造物の耐久性設計法研究委員会報告」
副題
筆頭著者 遠藤達巳(電力中央研究所)
連名者1  
連名者2  
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 17
末尾ページ 26
年度 1991
要旨 委員会活動の概要
構造物は、適切な安全性、機能性および耐久性を有し、かつ経済的でなければならない。近年、コンクリート構造物の耐久性の劣化が顕在化してきており、耐久性を考慮した適切な設計法の必要性が叫ばれている。このような状況に鑑み、これに対処するため、土木・建築の分野にとらわれず、広くコンクリート構造物一般に対して適用可能な耐久性向上のための方策を検討することを目的として、「コンクリート構造物の耐久性設計法研究委員会」を、1989年7月に発足させた。コンクリート構造物の耐久性に関する基礎研究は日本コンクリート工学協会をはじめとして、各方面・機関で精力的に実施されており、その成果が報告されてきている。具体的な耐久性設計法として土木学会より「コンクリート構造物の耐久設計指針(試案)」が刊行された。一方建築分野でも「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計・施工指針・同解説」、「建築物の耐久計画に関する考え方」が刊行されている。本委員会では、これら既往の研究成果を総合化し、合理的な設計法の体系にとりまとめることを目標として、2年間にわたる活動を行ってきた。最終成果として「鉄筋コンクリート構造物の耐久性設計に関する考え方」(以下「考え方」と略)をとりまとめ、講習会を開催するに至った。本報告では、上記「考え方」の主な内容についてその概要を紹介することとする。
あとがき
紹介してきた「考え方」は、これまでにないユニークなものとなっており、耐久的な構造物を建造するための設計方法のたたき台となり得ると信じている。現在の研究レベルが十分でないことや、委員会での検討時間が短期間で不十分なため、結論づけるまでには至らなかったいくつか内容も残されている。今後の研究成果を踏まえ、会員各位からの忌憚のないご意見・ご批判をいただき、今後も見直しを継続し、後世に誇れる構造物を合理的に設計できる方法が確立されることを望むものである。
PDFファイル名 013-03-0002.pdf


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