種別 論文
主題 コンクリート養生時における型わく面の熱赤外線画像による品質検査法に関する研究
副題
筆頭著者 渡部正(前田建設工業)
連名者1 魚本健人(東京大学)
連名者2  
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 149
末尾ページ 152
年度 1992
要旨 はじめに
コンクリート構造物の早期劣化は、施工時に生ずる欠陥の存在により進行が加速されるため、施工不良に伴う欠陥を未然に防止することが劣化対策の原点であると提言されている。そのための一環としては、コンクリートの打込み不良による欠陥をリアルタイムで監視して未然に防止するシステムと、施工が適切に行われたか否かを検査するシステムとが必要であると考えられる。前者のシステムに係わる一手法としては、コンクリート打込み時の型わく外面の熱赤外線画像を利用した方法を著者らが既に提案した。本論文では、後者のシステムを対象とし、コンクリートの養生時、すなわち、セメントの水和発熱過程における型わく外面の熱赤外線画像からコンクリート内部の品質を検査する手法について述べるものである。なお、ここでは、部材内におけるセメント量の異なる部分、および、材料分離による内部豆板の検出を対象とした。
まとめ
本研究では、コンクリート養生時のセメント水和発熱過程における型わく外表面の温度変化特性を熱赤外線画像として計測し、その情報を利用してコンクリート内部の品質を検査する手法について基礎的な検討を行った。その結果、以下のことが明らかになった。1)合板型わくの場合、その放射率には温度依存性が認められるため、熱赤外線画像から真の温度、および、温度分布を求める場合にはそのことを考慮した補正が必要がある。2)熱赤外線画像での温度の測定値には、種々の計測誤差が含まれており、温度の経時的な変化を求めて何らかの処理をする場合にはそのことを考慮する必要がある。3)セメント量の違いによる品質の相違は、温度が最高となる材令前後の時点での型わく表面の熱赤外線画像により、発熱温度の差で直接判別することができる。4)豆板部では、熱赤外線画像のある特定の範囲を基準とした相対温度差の変化特性が空隙の存在によりコンクリート部と異なるため、この現象を利用すれば検出できる可能性がある。
PDFファイル名 014-01-1022.pdf


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