種別 | 論文 |
主題 | コンクリートの乾燥収縮性状及びクリープ性状に及ぼす混和剤(材)の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 杉山雅(藤沢薬品工業) |
連名者1 | 大橋潤一(東急建設) |
連名者2 | 瀬野康弘(東急建設) |
連名者3 | 小松和夫(藤沢薬品工業) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 1 |
先頭ページ | 567 |
末尾ページ | 572 |
年度 | 1992 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート構造物の乾燥収縮によるひびわれを効率的に低減させる目的で、乾燥収縮低減剤(以下、低減剤)とそれに膨張材を併用した場合の効果を検討した。実験は3シリーズ行い、まずシリーズ1では、(AE)減水剤、高性能(AE)減水剤、低減剤、膨張材を、種々組み合わせた場合の乾燥収縮性状について比較検討した。シリーズ2では、減水剤、低減剤を1種類にしぼり、低減剤及び膨張材併用によるひびわれ発生遅延効果、及び圧縮クリープ性状を検討した。シリーズ3では、低減剤の有無による、実構造物コンクリートでの収縮挙動差を比較検討した。 まとめ 乾燥収縮低減剤は、コンクリートの乾燥収縮量を抑制する効果により、コンクリート部材のひびわれ抵抗性を高めることが確かめられた。膨張材を併用することにより、ひびわれ抵抗性をさらに高めることが期待できるが、強度低下や、拘束が弱い場合には充分なケミカルプレストレスが導入されない恐れがあるため、取扱いには注意する必要がある。乾燥収縮低減剤をRC高架橋のスラブ・梁に適応した結果、室内試験と同様に、低収縮性が認められた。打設後半年経過した時点でも、スラブにひびわれは見あたらない。 |
PDFファイル名 | 014-01-1095.pdf |