種別 論文
主題 長期のRC曲げ部材における変形と付着に関する研究
副題
筆頭著者 佐藤良一(宇都宮大学)
連名者1 氏家勲(宇都宮大学)
連名者2 湊英一(宇都宮大学大学院)
連名者3 北条泰秀(宇都宮大学大学院)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 63
末尾ページ 68
年度 1992
要旨 まえがき
近年、構造物の多様化、薄肉化、高強度化などの趨勢を反映して、材料、とりわけコンクリートの強度と品質の目ざましい向上がみられる。このような場合、構造部材が高い応力状態におかれるため、鉄筋コンクリート(RC)構造部材の変形問題も重視されるようになると思われる。RC部材の変形、特に長期における変形に及ぼす主要因として、ひびわれと共にコンクリートのクリープは周知の事実であるが、鉄筋とコンクリート間の付着特性もその一つと考えられている。例えば、CEBの場合、ひびわれ間の平均曲率に及ぼす付着の効果は、静的載荷時に比べ長期においては1/2低下するとしている。また、BSでは引張部コンクリートが1N/mm2の応力が生じているとして付着の影響を間接的に考慮し、これを0.55N/mm2に低下させることによって、長期の影響を考慮している。しかし、これらの根拠は定かではない。本研究は、鉄筋のひずみを長期間にわたって計測することによって、付着の時間依存性挙動を明らかにすると共に、著者らが開発した解析理論に基づいて得られた結果と比較しつつ、付着特性が変形挙動に及ぼす影響を検討する。
まとめ
本研究の範囲内で得られた結論をまとめると以下のとおりである。1)平均付着応力はおよそ2年間で42〜15%低下した。2)本研究で用いた解析方法は、載荷後早期の平均付着応力の挙動においては用いた付着剛性の低下率の値やひびわれ断面でのコンクリートの引張応力負担についてさらに検討する余地があるが、長期においては平均付着応力の時間依存性挙動をおおむね推定できる。3)付着クリープが平均付着応力に及ぼす影響は大きい。しかし、変形に及ぼす影響は、コンクリートのクリープおよび乾燥収縮に比べ極めて小さい。4)付着強度の劣化域の範囲が及ぼす影響は付着クリープと同様、平均付着応力に対しては大きい。
PDFファイル名 014-01-2010.pdf


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