種別 | 論文 |
主題 | 柱梁接合部の付着劣化性状に関する実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 菊田繁美(戸田建設) |
連名者1 | 千葉脩(戸田建設) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 369 |
末尾ページ | 372 |
年度 | 1992 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート建築物の高層化にともない、高強度コンクリートおよび太径の高強度鉄筋が使用されている。この種の建築物は、終局時において、柱・梁接合部に作用するせん断応力度レベルが高くなり、かつ柱・梁接合部内を通し配筋される梁主筋の付着応力度レベルが高くなることが予想される。従って、柱・梁接合部のせん断破壊および付着劣化の危険性が高くなるため、接合部内におけるこれらの性状を把握することが重要となる。本報告では、高層鉄筋コンクリート建築物の開発にともない行われた中柱梁接合部を対象とする実験結果をもとに接合部の付着劣化性状に関して検討した。 まとめ 柱梁部分架構の実験から以下の結果が得られた。1)直交梁とスラブの付いた試験体は、直交梁とスラブの無い試験体に比べて接合部内の梁主筋の付着性状が向上した。2)直交梁とスラブの付いた試験体の付着性状の向上は、直交梁および直交梁主筋の拘束力によるものと考えられる。 |
PDFファイル名 | 014-01-2063.pdf |