種別 論文
主題 鉄筋コンクリート内部柱・梁接合部におけるせん断抵抗機構
副題
筆頭著者 枡井哲也(京都大学大学院)
連名者1 藤井栄(京都大学)
連名者2 森田司郎(京都大学)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
14
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先頭ページ 373
末尾ページ 378
年度 1992
要旨 まえがき
RC柱・梁接合部のせん断耐力に及ぼす、せん断補強筋や柱軸力、主筋の付着性能等の複合的な影響については、かなりの実験資料の蓄積にもかかわらず明確でない。このため最大公約数ともいえるコンクリート強度の関数としてせん断耐力を評価せざるを得ないのが現状である。本研究は、ト型柱・梁接合部に対して著者等が提案したせん断抵抗機構解析法を内部接合部の場合に拡張した簡易な解析法を提案するものであり、梁通し筋の付着能力、柱軸力、接合部内せん断補強筋がせん断耐力に及ぼす影響について検討した。
結論
実験で見られる接合部まわりの応力状態を反映させた内部柱・梁接合部のせん断耐力解析法を示した。本解析法を既往のMeinheitらの実験結果に適用した結果、せん断補強筋、柱軸力のせん断耐力に及ぼす影響についてほぼ実験結果と対応する結果が得られた。ただし、本解析法はまだ、非常に基礎的な開発段階ともいえるもので必ずしもすべての実験結果を再現できるものではないと思われる。より一般化するためには、梁、柱筋の付着特性の合理的な評価や繰り返し載荷時の性状、接合部コンクリート有効圧縮強度の評価等、実験結果とフィードバックしながら洗練してゆく必要がある。
PDFファイル名 014-01-2064.pdf


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