種別 | 論文 |
主題 | RC骨組の耐力・変形性能に及ぼす接合部補強筋の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 後藤康明(北海道大学) |
連名者1 | 城攻(北海道大学) |
連名者2 | 柴田拓二(北海道大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 401 |
末尾ページ | 404 |
年度 | 1992 |
要旨 | 鉄筋コンクリート柱梁接合部は隣接する梁の降伏後も急激な耐力劣化を起こすことなく接合する部材が所定の靭性を発揮するように設計することが必要である。内部柱梁接合部はコンクリート強度が210〜360kgf/cm2の場合には、梁の降伏時接合部入力量を0.3σB以下(接合部剪断応力度)に抑えることで接合部の剪断破壊を防ぐことが示されている。しかし、梁降伏後の繰り返し加力によって接合部のコアコンクリートの劣化に伴い接合部の剪断破壊が生じることと、接合部補強筋を適度に配することによって接合部の剛性劣化を防げることが既往の研究で示されている。本実験では、梁降伏が先行する内部柱梁接合部について接合部入力量に対する有効な接合部補強筋量を把握するための資料を得ることを目的としている。 まとめ 梁降伏時の接合部剪断入力量と接合部補強筋を変化させた試験体の加力実験により、接合部補強筋量を増大することによって曲げ耐力の増大とエネルギー吸収能の増大が見られること、更に入力量の比較的大きい場合には耐力後の耐力低下を抑えることがわかった。 |
PDFファイル名 | 014-01-2069.pdf |