種別 論文
主題 PRC桁の応力度の算定手法について
副題
筆頭著者 岩田道敏(東日本旅客鉄道)
連名者1 石橋忠良(東日本旅客鉄道)
連名者2 斉藤啓一(東日本旅客鉄道)
連名者3 大西精治(東日本旅客鉄道)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 577
末尾ページ 582
年度 1992
要旨 はじめに
PRC溝造は、PC桁の経済設計およびRC桁のひび割れ制御の両面からその有効性が注目され、現在までに多数の施工実績がある。JRにおいても昭和62年に「PRCけた設計指針(案)」が作成され、PRC桁の適用は今後ますます一般化するものと考えられる。JRではこれまで実橋や供試体に各種計器を埋設し応力度等の測定を継続するとともに、クリープ・乾燥収縮の影響の評価等について検討を行い、阪田らの提案式によって湿度を年平均湿度として求めることにより、実測値を計算により評価することができることを報告した。しかし、実測値は短期的には一定の周期で変動しており、この点についての検討は不十分であった。今回、これまでの提案式を基本とし、供試体および実橋における測定結果を基にこの短期的な変動を考慮した算定手法について検討を加えたので報告する。
まとめ
以下に得られた結果を示す。(1)年平均湿度を用いてクリープ・乾燥収縮の影響を阪田らの提案式で求めると、式(1)により各材令における鉄筋およびコンクリートの応力度を計算することができる。(2)さらに式(2)により短期的な波状の変動に対する補正を行うことにより、鉄筋ひずみおよびコンクリート応力の実測値の変動傾向を計算により表現できることがわかった。
PDFファイル名 014-01-2100.pdf


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