| 種別 | 論文 |
| 主題 | 多段配筋を有するCFRPはりの曲げひび割れ性状 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 山本康之（清水建設） |
| 連名者1 | 丸山久一（長岡技術科学大学） |
| 連名者2 | 清水敬二（長岡技術科学大学） |
| 連名者3 | 大高昌彦（長岡技術科学大学大学院） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 14 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 707 |
| 末尾ページ | 712 |
| 年度 | 1992 |
| 要旨 | はじめに FRPロッドは、引張剛性が鉄筋に比べて低いため、RC部材において鉄筋の代替品として用いる場合、使用限界状態での曲げひび割れ幅が大きくなると予想され、水密性、気密性、そして美観において特にその制限が必要になると考えられる。一方、FRPロッドを主筋に用いたRC部材のより現実的な使用という観点から、FRPロッドの多段配筋またはFRPロッドと鉄筋の多段配筋なども考えられる。そこで本研究では、2次元格子状のCFRPロッドを主筋に用いるとして、多段配筋とした場合のはりの曲げひび割れ性状を実験的に検討し、ひび割れ間隔、ひび割れ幅の算定方法を検討したものである。 結論 本実験により得られた結果を以下にまとめる。(1)多段配筋を有するFRPはりの曲げ耐力は、断面分割法によって算定できる。(2)本研究で提案した算定式は、FRPロッドの1段配筋、2段配筋および鉄筋とFRPロッドの2段混合配筋、さらに鉄筋の多段配筋においても、平均ひび割れ間隔および平均ひび割れ幅を求める上で有効である。 |
| PDFファイル名 | 014-01-2122.pdf |