種別 | 論文 |
主題 | 梁降伏型RCフレーム構造と縮約1自由度系の非線形地震応答 |
副題 | |
筆頭著者 | 前田匡樹(東京大学大学院) |
連名者1 | 小谷俊介(東京大学) |
連名者2 | 青山博之(東京大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 867 |
末尾ページ | 872 |
年度 | 1992 |
要旨 | 研究の目的 本研究では、日本建築学会刊行の「鉄筋コンクリート造建物の終局強度型耐震設計指針・同解説」(以下、指針と略す)に従い試設計された、梁降伏型の降伏機構を形成するRCフレーム構造について、梁の履歴特性が構造物全体の地震応答に及ぼす影響、およびRCフレームを1自由度系に縮約する方法について検討を行った。 結論 梁降伏型の降伏機構を形成するRCフレーム構造について、梁の材端バネの履歴特性をパラメータとした地震応答解析を行い、1自由度系に縮約してフレームの応答性状を予測する方法を検討した結果、(1)梁部材モデルの履歴特性として武田モデルを用いた場合と武田スリップモデルを用いた場合、梁の最大塑性率およびフレームの最大応答変形に大きな影響はなかった。(2)外力分布形を弾性1次モード形に比例させた静的漸増載荷解析から設定した1自由度系の地震応答解析により、フレームの地震応答解析の最大応答変位をある程度予測することが出来た。(3)縮約1自由度系の履歴特性のモデル化の方法については、さらに検討する必要がある。 |
PDFファイル名 | 014-01-2150.pdf |