種別 | 論文 |
主題 | 横補強筋形状の異なるコンファインド高強度コンクリートの有効側圧 |
副題 | |
筆頭著者 | 畑中重光(三重大学) |
連名者1 | 近藤洋右(三重大学大学院) |
連名者2 | 谷川恭雄(名古屋大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 967 |
末尾ページ | 972 |
年度 | 1992 |
要旨 | まえがき 圧縮下のコンクリートの破壊は、強度が高くなるほど脆性的になり、圧縮靱性改善のためには、高強度コンクリートほど大きな横拘束力を要する。筆者らは、これまで各種の横拘束方法によるコンクリートの圧縮靱性の改善効果を、コンクリートに対する3軸圧縮効果の観点から統一的に評価することを目的として、一連の研究を行ってきた。昨年度の研究では、圧縮強度Fc=1000 kgf/cm2レベルまでのコンクリートに適用可能な3軸圧縮下のコンクリートの応力−ひずみモデルを提案するとともに、円形および角形のフープ筋で横拘束した普通・高強度コンクリートが圧縮破壊していく過程で内部に発生する側圧を定量的に評価した。本研究では、横補強筋に関する要因として降伏強度および形状を取り上げ、各種横補強筋を用いたコンファインド普通・高強度コンクリートの内部に発生する有効側圧の大きさを提案モデルを用いて評価する。さらに、各種横補強筋の補強効率について考察する。なお、本研究は、建設省・総プロNewRC・高強度コンクリート分科会の研究の一環として行ったものである。 まとめ 1)各種横補強筋の補強効率(式(1)で算定)としておよそ以下の値が得られた。これらの値は、Fc=300〜1000kgf/cm2の範囲であれば、コンクリート強度によってさほど変動しないといえる。2)本研究で得られた補強効率Rと既報で得られた横補強筋ピッチによる等価側圧の低減係数βの積β・Rを用いて、任意のピッチで配置された各種横補強筋の等価側圧がほぼ推定できるものと考えられる。 |
PDFファイル名 | 014-01-2167.pdf |