種別 | 報告 |
主題 | 隙間填充に用いた水中不分離性コンクリート、モルタルの性質について |
副題 | |
筆頭著者 | 古谷時春(JR東日本) |
連名者1 | 鎌田則夫(JR東日本) |
連名者2 | 斉藤淳(JR東日本) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 1 |
先頭ページ | 533 |
末尾ページ | 536 |
年度 | 1992 |
要旨 | まえがき 水中でかつ水の流れがあり、環境面から水の濁りが制約を受け、施工面積が比較的広く、しかも80cm程度以下の狭い空隙のあるU型擁壁底部にコンクリートを充填する必要が生じた(後出の図−5のように)。この場合、できる限りコンクリートで充填し、残りの小さな空隙をモルタルで充填することとした。このような施工条件のため、従来の水中コンクリート・モルタルでは施工が困難と考え、水中不分離性コンクリート・モルタルを使用することとした。また、一部の下床版については、後に充填箇所を含め取り壊す必要があるので、比較的低強度(80kgf/cm2程度)とするのが得策となる。しかし、このような低強度の水中不分離性コンクリート・モルタルの性状は明かとされていない。そこで施工に先立ち、これらの充填性、水質汚濁、圧縮強度の特性について確認試験を行なったので報告する。 まとめ 今回の確認試験の結果をまとめると、次のようになる。1)比較的低強度(σck=80kgf/cm2程度)の水中不分離性コンクリートを打ち込んだが、このように水セメント比80%程度の水中不分離性コンクリートでも、十分な流動性と分離抵抗性のあることが確認できた。2)使用実績が少ない比較的低強度(σck=100kgf/cm2程度)の水中不分離性モルタルを小さな間隙に注入したが、水セメント比70%で、水流があり、網状になっている間隙を十分充填できることが確認できた。 |
PDFファイル名 | 014-02-1089.pdf |