種別 | 報告 |
主題 | 熱間押抜き法による鉄筋ガス圧接継手 |
副題 | |
筆頭著者 | 鎌田則夫(東日本旅客鉄道) |
連名者1 | 上山且芳(鉄道総合技術研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 1 |
先頭ページ | 883 |
末尾ページ | 888 |
年度 | 1992 |
要旨 | まえがき 鉄筋のガス圧接の検査方法として、外観検査と抜取り試験片による引張検査、及び超音波探傷検査が、一般的に行われている。しかしながら、抜取り検査では統計的な処理を必要とし、また圧接後コンクリート打設まで工期が十分確保できない場合なども多く、全体工期を考慮した検査行程を作成しなければならない。超音波探傷による検査にしても検査員の高度な熟練度や、検査結果に対して良心的な面に負うところが大きく、また全数検査をするには工期を要し、不経済ともなる。ここでは、鉄筋ガス圧接部の表面を、目視により全数検査が可能である熱間押抜き法についてその特徴と、実際の施工現場における超音波探傷検査との比較について報告する。 あとがき 現在まで、熱間押抜き法による鉄筋のガス圧接継手は、試験レベルで継手強度としての引張・疲労強度試験とも従来工法との差異は認められず、尚かつ簡易で信頼性の高い検査法としての圧接工法であることが確認されている。また、実施工面では、ラーメン高架橋の中層梁、柱の継ぎ足し施工という作業環境のため、鉄筋の錆の発生、鉄筋配置の誤差、既設鉄筋の拘束が大きいことなど圧接には悪い条件が重なったにもかかわらず、熱間押抜き法と超音波探傷法との対比の結果、熱間押抜き法の信頼性の高さを確認した。 |
PDFファイル名 | 014-02-1152.pdf |