種別 | 報告 |
主題 | たわみ量の算定に用いるRC桁の曲げ剛性に関する一考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 渡辺忠朋(鉄道総合技術研究所) |
連名者1 | 松本信之(鉄道総合技術研究所) |
連名者2 | 涌井一(鉄道総合技術研究所) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 251 |
末尾ページ | 254 |
年度 | 1992 |
要旨 | はじめに 短期のたわみの検討は、限界状態設計法の使用限界状態の検討において、重要な検討項目の1つである。RC部材の断面の曲げモーメントMと曲率φとの関係を模式的に図1に示す。鉄道構造物では、図1において、B点が死荷重のみの状態を表し、C点が死荷重+列車荷重(衝撃を含む)の状態を表す。従って、列車荷重によるたわみ量は、D−C間の再載荷時曲げ剛性により決定される。しかしながら、再載荷時曲げ剛性Krについては定量化がなされていないのが現状である。本論ではこのような観点から、列車荷重によるたわみ量を算定する際の曲げ剛性たる再載荷時曲げ剛性Kr(処女載荷直後および繰返し載荷後)と、全断面有効の曲げ剛性Kgおよび割線曲げ剛性Ke(処女載荷時)との関係について、RC桁の実験に基づいて検討を行い、再載荷時曲げ剛性Krの定量化を試みたので、以下に報告するものである。 まとめ RCの再載荷時の割線曲げ剛性について検討を行った結果、再載荷時の割線曲げ剛性Krは、処女載荷時の割線曲げ剛性を評価する(1)式を拡張し、理論I(全断面有効)の曲げ剛性Kgと割線曲げ剛性Keとを用いて式(3)により評価することができる。 |
PDFファイル名 | 014-02-2042.pdf |