種別 | 工学論文 |
主題 | フーチングからの軸方向主鉄筋の抜け出し量評価法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木基行(東北大学) |
連名者1 | 張一泳(三星綜合建設) |
連名者2 | 綿貫正明(日本鉄道建設公団) |
連名者3 | 尾坂芳夫(東北大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 14 |
号 | 2 |
先頭ページ | 93 |
末尾ページ | 94 |
年度 | 1992 |
要旨 | はじめに 本研究は、柱の正負交番繰り返し載荷実験と定着部での鉄筋の引抜実験を行い、フーチングからの軸方向主鉄筋の抜け出し量に及ぼす因子の影響を定量的に明らかにするとともに、フーチングからの軸方向主鉄筋の抜け出し量を解析的に評価する方法を提案することを目的としたものである。本研究の特徴は、フーチング部を想定したマッシブなコンクリートに埋め込まれた鉄筋の付着応力−すべり関係をモデル化し、鉄筋とコンクリートとの付着損失過程を付着応力分布によって表現したこと、およびこの手法を正負交番繰り返し載荷に拡張し橋脚や柱部材等の地震時における抜け出し量を解析的に評価しようとしたことである。 結論 抜け出しによる付着損失過程を付着応力分布の変化としてとらえ、単調載荷および正負交番繰り返し載荷時に適用することによって抜け出し量を求める手法を提案した。フーチングと上部構造との境界面における鉄筋のひずみあるいは鉄筋応力を与えることによって、単調載荷時および正負交番繰り返し載荷時の抜け出し量を比較的簡単に求めることができた。 |
PDFファイル名 | 014-05-2015.pdf |