種別 | 論文 |
主題 | ミキサ負荷電流による高強度コンクリートの練り混ぜ特性の評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 安田正雪(東洋建設) |
連名者1 | 桝田佳寛(建設省) |
連名者2 | 阿部道彦(建設省) |
連名者3 | 田中斉(飛島建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 405 |
末尾ページ | 410 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 高強度コンクリートは、普通の強度レベルのものと比較して、水セメント比が小さく、単位セメント量が多いため、粘性が高く、その製造、施工については特別な考慮が必要であると考えられる。このうち、コンクリートの製造においては、通常の場合、ミキサの負荷電流や目視によって練り混ぜ状況を判断して、練り混ぜ量、練り混ぜ時間等を決めることがなされているが、高強度コンクリートについては、ミキサ負荷電流と練り混ぜ状況の関係についてまだ十分な資料が得られているとはいいがたい。本報は、高強度コンクリートの製造時の合理的な品質管理方法のひとつとして、ミキサ負荷電流を取り上げ、試験室練りおよび実機練りミキサによる一連の実験結果に基づき、ミキサ負荷電流と高強度コンクリートの練り混ぜ特性との関係について検討したものである。 まとめ (1)ミキサ負荷電流の変化の様子は、高強度コンクリートの練り混ぜ状況を表している。(2)ミキサ負荷電流がほぼ平衡となる時間は適正な練り混ぜ時間であり、この時間で高強度コンクリートの練り混ぜ状況が良くなり、取扱いが容易となる。(3)適正な練り混ぜ時間では、ミキサ負荷電流が小さいほうが、高強度コンクリートの取扱いが容易となる。(4)ミキサ負荷電流は、高強度コンクリートの製造時の合理的な品質管理方法の指標となる。 |
PDFファイル名 | 015-01-1067.pdf |