種別 | 論文 |
主題 | 高温条件下におけるポリマーコンクリートの力学特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 高山俊一(九州共立大学) |
連名者1 | 出光隆(九州工業大学) |
連名者2 | 山崎竹博(九州工業大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 579 |
末尾ページ | 582 |
年度 | 1993 |
要旨 | まえがき 維持補修を必要としない高耐久性材料への需要は高い。コンクリートも本来、高耐久性であったが、使用条件が厳しく、要求される程度も極めて高くなってきたこともあり、その地位も揺らぎつつある。不飽和ポリエステル樹脂を使用したポリマーコンクリートの耐久性は、著しく優れていることがすでに知られている。ポリマーコンクリートが構造用材料としてさらに使用されるためには、高温状態におけるコンクリートの性状について研究の積み重ねが必要と考えられる。そこで、耐久性に優れているイソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂を中心に、40〜60℃の高温雰囲気中におけるクリープ性状を調べ、使用可能な温度範囲について検討した。 まとめ (1)ポリマーコンクリートの最適配合の決定方法として、突き棒を利用した貫入試験は、既存の道具を利用でき、簡便な優れた方法と考えられる。(2)オルトフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂は、60℃の高温雰囲気中での強度低下が著しい.(3)イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂およびビニールエステル系樹脂では、載荷応力が強度の30%、温度60℃の厳しい条件でも、クリープ係数は0.4〜0.8であり、この程度の力学特性を有しておれば、構造用材料として使用できるものと考えられる。 |
PDFファイル名 | 015-01-1096.pdf |