種別 | 論文 |
主題 | 打音法によるトンネル覆工厚および覆工背面空洞の調査法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 白木徳夫(佐藤工業) |
連名者1 | 伊東良浩(佐藤工業) |
連名者2 | 高橋浩(佐藤工業) |
連名者3 | 目時康男(佐藤工業) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 595 |
末尾ページ | 600 |
年度 | 1993 |
要旨 | まえがき トンネル覆工の表面を打撃し、その打撃音から背面の空洞などの異常箇所を探知する打音検査法は、従来より一般的に行われてきた。しかし、打撃音に対する検討は十分にはなされておらず、判断は経験に委ねられていることが多い。そこで本研究は、トンネル覆工厚および背面空洞の探知を目的として、打撃音に対する理論的分析を試み、これを確認する実験を行ったものである。 まとめ 内部に空洞があるコンクリート版を打撃したとき、コンクリート版の固有周波数に一致した音が生じていることが明らかになった。また、打撃による放射音にはコンクリート内の縦波共振が認められ、これを測定することによりコンクリート版厚の推定が可能であることがわかった。これらの実験結果から、空洞を探知するには、周波数スペクトルの2kHz以下の部分に着目し、コンクリート版厚さを推定するには3kHz以上の部分について着目すれば両者を同一のデータで解析できることがわかった。 |
PDFファイル名 | 015-01-1099.pdf |