種別 | 論文 |
主題 | マスコンクリートの耐久性に関する検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 守分敦郎(東亜建設工業) |
連名者1 | 福手動(運輸省) |
連名者2 | 堀口浩司(住友セメント) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 859 |
末尾ページ | 864 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 近年、大規模なコンクリート構造物が数多く施工されてきている。この様な構造物のコンクリートは、若材齢において水和熱による厳しい温度履歴を受けることとなる。筆者らは、モルタルにマスコンクリートが受ける水和熱と同様な温度履歴を与え、モルタルの強度特性や耐久性が標準養生供試体に比較して大きく異なることを確認した。ここでは、モルタルを用いてさらに詳細な実験を実施すると共に、1辺が1.0mのコンクリートブロックを作製し、温度履歴がコンクリートの力学特性や塩化物イオン浸透性に与える影響について検討を行った。 結論 これまでの実験の結果、若材齢で水和熟による温度履歴をうけるマスコンクリートは、標準養生の場合に比較して、長期にわたる強度の増加が小さく、塩化物イオンの浸透性や細孔径分布あるいは水和生成物の形態が異なること等が判明した。しかし、実際のコンクリートの場合は養生条件、施工条件なども影響している可能性も高く、今後さらに検討して行く必要がある。 |
PDFファイル名 | 015-01-1144.pdf |