種別 論文
主題 コンクリートの極初期強度法の現場への適用と骨材計量管理精度並びにコンクリートの割増し量に関する研究
副題
筆頭著者 加藤直樹(浅野工学専門学校)
連名者1 加藤清志(防衛大学校)
連名者2 河合糺茲(日本大学)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 1023
末尾ページ 1026
年度 1993
要旨 まえがき
わが国の1992年のセメント生産量は、過去最高の9576万トンとなった。しかも、「引き続き高水準で維移する」と予想されている。この多量なセメントの約70%が生コンに使用されており、生コンの品質保証は重要である。このため、「より迅速、簡易、安価、無公害、実用的、精度よく推定可能であること」という理念に基づき、40分程度の「極初期強度」から短・長期強度を求める手法を開発した。さらに、コンクリートの要因定式化を行ない、材料の管理精度を検討し、実用的手法を示した。本報では、「極初期強度法」の省力化と一定締固めエネルギーを与えるための締固め機の開発と現場への適用、細・粗骨材の含水量補正精度の明確化、生コン荷卸し量不足対策等について論じた。
まとめ
新たな「計量コンクリート工学」とも言える分野から、次の事項を明かにした。(1)極初期強度法で、複数生コン工場の同時品質管理が可能である。(2)許容水量誤差確保のための細・粗骨材含水率相関図を作成することができる。(3)割増し係数は、配合や計量管理精度にも依存し、現用の1.010は過小である。プラントの管理の実状と配合を勘案して決定されねばならない。
PDFファイル名 015-01-1172.pdf


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