種別 | 論文 |
主題 | セメントアスファルトコンクリートの鋼床版舗装への適用に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 秋山憲二(山口大学学生) |
連名者1 | 上田満(山口大学) |
連名者2 | 浜田純夫(山口大学) |
連名者3 | 村本正人(日本舗道) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1195 |
末尾ページ | 1200 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 近年、橋梁技術の進歩にともなって、長大橋が、各所で、建設されるようになり、従来のコンクリート床版に変えて鋼床版が採用されることが多くなっている。現在、鋼床版の舗装には、グースアスファルトを用いるのが一般的である。しかし、グースアスファルトは、クッカで220℃〜260℃に加熱しながら運搬し、流し込みにより鋼床版上に舗装する工法である。この工法は、高温時のアスファルト混合物の流動性を利用した施工法であるため、舗装時の高温度が鋼床版に温度応力を生じさせ悪影響を与えているのが現状である。したがって、高温施工時の弊害を防ぐ為に常温施工が可能な鋼床版舗装用舗装材の開発が急務となる。筆者等は以前より鋼床版舗装材としてセメントアスファルトコンクリート(以下の本文ではセメアスと略す)の検討を行い、その概略の配合については求めている。そこで、本研究は、セメアスを鋼床版上に施工した場合の力学特性について検討したものである。 まとめ 本研究の結果をまとめると、以下のようになる。(1)舗装の材料構成によって舗装体のスティフネスが大きく変化する。(2)鋼床版舗装にグースアスファルトの代用としてセメントアスファルトコンクリートを用いる場合、下層に用いることが好ましい。(3)舗装の構成は、下層に弾性率の大きい材料を用いた方が力学的に安定している。 |
PDFファイル名 | 015-01-1203.pdf |