種別 | 論文 |
主題 | 超高強度鉄筋コンクリート造内柱・梁接合部の非線形有限要素解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 柏崎隆志(千葉大学) |
連名者1 | 野口博(千葉大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 17 |
末尾ページ | 20 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 日本建築学会の「鉄筋コンクリート(RC)造建物の終局強度型耐震設計指針」では、ぜい性的な接合部せん断破壊と接合部内梁通し筋の過度な付着劣化を防止することが規定され、従来に比べ合理的な接合部設計が行われるようになったが、高強度材料を使用した接合部の耐震性については、更に検討が必要であると考えられる。そこで、本研究では、高強度材料を用いた内柱・梁接合部実験を2次元非線形有限要素解析(FEM解析)により検証し、接合部せん断挙動と梁主筋付着性状について検討する。 まとめ 1.高強度コンクリートに適用可能な圧縮強度低減係数を考慮したFEM解析結果は、実験のせん断強度と良好な対応を示し、せん断強度はおよそ5〜6√σBの範囲に位置する。又マクロ的に圧縮強度有効係数を考慮した李らの提案式は、本解析結果のほぼ下限値を表す。2.接合部せん断力の増大に伴って、接合部圧縮ストラット域が狭まり、更に圧縮主応力が集中的に伝達され、接合部破壊が顕著となる。3.梁主筋のボンドリンク特性の形状を引張側かぶり領域および梁ヒンヂゾーンとその他の領域に区別してボンド定数を与えた場合、解析のひずみ分布と実験値は良好に対応した。 |
PDFファイル名 | 015-01-2002.pdf |