種別 | 論文 |
主題 | 高強度材料を用いたRC内柱・梁接合部の耐震性能に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 竹崎真一(千葉大学大学院) |
連名者1 | 野口博(千葉大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 21 |
末尾ページ | 26 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 近年の鉄筋コンクリート造建築物の高層化、スパンの拡大および部材断面の縮小などの要求に対応するためには、高強度鉄筋、太径鉄筋、高強度コンクリートの使用が不可欠である。このような建物の柱・梁接合部では、大地震時にはコンクリート応カレベルや梁主筋の付着応カが増大し、接合部のせん断破壊や梁主筋の付着劣化等の問題が生じてくることから、接合部の耐震性能の確保が重要となってくる。このような背景から本研究では、高強度材料を使用したRC内柱・梁接合部の実験とともにFEM解析によりせん断と付着の性状を検討し、接合部の耐震設計法の開発に役立てることを目的とした。 まとめ 1.接合部横補強筋比Pwの増加に対し、Pw=0.36%付近までは、ほぼ直線的に、Pw=0.9%までは曲線状にせん断強度は上昇し、その後頭打ちとなる。2.接合部のせん断強度τjuは、コンクリート圧縮有効強度νσBの考えを用い、νσBをCEBの提案式による3.68σB0.667とすると、τju=0.55×νσB程度である。 |
PDFファイル名 | 015-01-2003.pdf |