種別 | 論文 |
主題 | エポキシ樹脂注入補修後の付着割裂強度 |
副題 | |
筆頭著者 | 田才晃(東京大学) |
連名者1 | 小谷俊介(東京大学) |
連名者2 | 青山博之(日本大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 15 |
号 | 2 |
先頭ページ | 193 |
末尾ページ | 198 |
年度 | 1993 |
要旨 | はじめに 逆対称曲げにより付着割裂破壊した鉄筋コンクリート部材をエポキシ樹脂注人で補修すると、補修後の加力では付着割裂破壊が生じず、他の破壊モードに移行することが実験的に確認されている。この理由として補修により主筋とコンクリートの間の付着強度が高くなることが推定される。しかし補修後の最大耐力に有意な差の生じないタイプの部材実験では付着強度の上昇を直接確認できない。そこで、この補修法の適用性の判定に資するよう、付着割裂破壊をエポキシ樹脂注入で補修した後の付着強度を実験的に確認し、強度発現の要因を考察した。 まとめ 付着割裂破壊をエポキシ樹脂注入で補修すると補修後の付着強度がオリジナル部材の2倍程度まで上昇することを実験的に確認した。また実験結果の分析から、強度上昇の要因が注入された樹脂層を介した鉄筋コンクリート界面の付着力の増大によるものであることを示した。 |
PDFファイル名 | 015-01-2032.pdf |